NPOぱれっと

ぱれっとインターナショナル・ジャパン(PIJ)

ぱれっとインターナショナル・ジャパン(PIJ)ってどんなところ?

PIJ

ぱれっとインターナショナル・ジャパンには常設の拠点はありませんが、アジアを中心に近年様々な国々と交流を深めています。下記の国々のほか、公益社団法人日本発達障害連盟と協働し、アジア各国を回りながら隔年開催されている「アジア知的障害会議」への当事者の参加ならびに本人のプレゼンテーションのサポートも行なっています。

私たちぱれっとが1983年の創立当時から大切にしてきた、「障がい者が地域の中で当たり前に暮らせる社会を」という理念を海を越え、国を越えて伝えていきたいと思っています。

活動について

モンゴル

近年、近代化の波が押し寄せているモンゴルでは親の会などが中心となって、療育や就労、生活の場を新たに立ち上げたいという声が多数上がっています。ぱれっとはこうした声を受け、2018年4月には現地から研修生を招へい、その後日本のスタッフが現地を訪問するなど交流を深め、様々なアドバイスをしています。

マレーシア

マレーシアでは、ACS(アジア・コミュニティ・サービス)を始め、障がいのある人たちを社会に押し出そうという動きが盛んです。ぱれっとは現地のNPO「Syiok Wasabi」と組んで、工房ぱれっとの商品「らぶらび」を現地で販売、作成プロセスのワークショップなども開催しました。

スリランカ

スリランカでは、1999~2009年に「Sri Lanka Palette」を運営しました。現地の障がい者が働ける場をということで、クッキーを生産する工場を約10年間運営、2009年に国情の悪化等により閉鎖しましたが、現地の企業がNPOを作って引き続き全員を雇用して下さっています。この事業にあたっては日本から障がい者2名が現地に赴きクッキーの作り方の指導も行ないました。

ネパール

ネパールでは、2022年度から、PCBR(Patan Community Based Rehabilitation)からの要請を受けて、現地の障がい者がクッキー製造をする作業所を立ち上げるためのサポートを行なっています。作業所運営に公的な補助が望めない現地では、作業所商品をいかに市場に出していくかがとても重要になります。おかし屋ぱれっとで培った考え方やノウハウを提供していきます。